News 001〜010


NEWS_001: 「Windows1998マイナス」発売

(記:1998.08.05)

 マイクソソフト社は*月25日午前0時、Windows1998Minus(マイナス)を発売する。これは全く障害なしにWindows1998からIEの機能を完全に取り払うツールで、導入の利点としては
 1)動作が嘘のように軽快になる
 2)IEによるエラーが発生しなくなり、システムが抜群に安定する
点などが挙げられる。

 特にOSが安定する点については繰り返し強調されており、期待する人もかなりの数に上ると見られる。さらにマイクソソフトは
「これでプレゼン中にディスプレイ画面やビル・ゲットの顔が真っ青になることもなくなるでしょう」
という紹介ビデオまで作っており、ショップ店頭のテレビでもこのテープが繰り返し流されている。

 マイクソソフトでは「マイナス」単体での出荷数を全国で800本(日本版)と限定している。価格はオープンとされているが、実勢価格としてはWindows1998本体の3倍程度の値段が付けられるものとみられる。それでも発売当日は店頭での激しい争奪戦が予想される他、入手できなかった者が組んで購入した人を襲う「マイナス狩り」を行う可能性も高いと見られ、警察当局も警戒を強めている。

 なお、「マイナス」単体での出荷は800本であるが、「1998プラス」との抱き合わせで「Windows1998プラスマイナスゼロ」という商品も供給される(出荷数制限なし)。
 ただし、このパッケージの値段はWindows1998本体の5倍程度と、かなり高額なものになると予想される。


★☆★☆★☆★☆★☆★ 実現!! ★☆★☆★☆★☆★☆★
報告(1999.09.30)
 Windows 98からIEを取り除く「98Lite 2.0」。こんなものが本当に出るとは…(^^;。

=>NT海外ウォッチ
=>98lite

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NEWS_002: ワイシャツで充電

(記:1998.08.06)

 西洋紡(SEIYOBO)社は携帯機器用電池の充電ができる画期的なワイシャツを開発し、この夏の主力商品と位置付け全国で販売を始めた。

 この製品は、今回新たに開発された光を当てると電圧を生じる光沢糸を織り込むことで、ワイシャツを一種の太陽電池としてしまうもの。シャツのボタンが電極端子となっており、その部分からコードを引き出して充電する。なお、オプションの「シャツ裏 平ケーブル」を利用することで目立たないように任意の場所へ電極を引き出すことも可能。

 関係者の話ではこのシャツは実は昨年発売される予定だったという。開発の遅れについて関係者は、
「発電できる糸の基礎技術は確立されていた。ただ、実用化に向けて、
 ・縫製のノウハウ不足
 ・ほつれ対策
 ・洗濯対策
 ・汗による発電糸の劣化
などの問題をクリアしなければならないのだが、われわれが想像していた以上に手間取った」
と話している。

 このワイシャツには「ピカジュウ」という新しいブランド名が付けられているが、これはこのシャツ独特の光沢と充電という2つの特徴をかけて作られた名称である。同社のこれまでの主力であった超高級ブランドワイシャツ「どけと申すか」を越えるヒット作になるのではないかと関係者は大いに期待している。

 発売にあたり、西洋紡は街角で大々的にキャンペーンを行った。会場でのインタビューで、外出の機会が多いというあるビジネスマン(営業職,27歳)は、
「うっかり携帯機器の充電を忘れてしまう事があるんですが、そんな時でもこのワイシャツを着ていれば、電極を引き出すだけでしばらく使える分ぐらいは充電できてしまうんでしょうね。ぜひ使ってみたい。」
と話しており、かなり興味を惹かれている様子であった。

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報告(2000.10.25)
グンゼ、ケータイ電磁波遮断の肌着販売中止 試着品に欠陥、改良後販売再開へ
 上記の太陽電池ではないですが、生地に銀メッキ糸を織り込んだものということでちょっと関係あるかも…と思いまして紹介してみました。
 欠陥品は、銀メッキ糸の一部がはがれて変色し遮断性能が低下していたとのこと。メーカーは「猛暑のため、紫外線や汗などの影響が予想以上に大きかったのが原因」と言っているらしいが…、これ、上に書いてあった懸念材料と大して変わらない事だったりして。製造側も大変ですな。

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NEWS_003: マルチスクリーンノート

(記:1998.08.08)

 ハイビーム社はWindows1998マルチスクリーン対応のノートPCを発売する。

 このノートの特徴は、それ単体でマルチスクリーンを実現した点にある。ノート本体は表示部分として2枚の液晶を持っており、ノートのふたを開けた後に重なった液晶2枚をそれぞれ左右にスライドさせて表示面積を2倍にすることができる(液晶1枚だけでの利用も可能)。
 同社はこれまでにも左右に開くバタフライキーボードを開発するなどスライド方式については様々なノウハウを蓄積しており、今回のスライド式液晶の開発にもこうした技術が生かされているものとみられる。

 マルチスクリーンについては、雑煮(ゾーニ)社の「はいよ八百屋(808)」シリーズのように外部ディスプレイを使って実現する機能を持ったノートは発売されているが、ノートそれ単体でマルチスクリーンを実現したのはこれが世界初。

 ただし、今回のモデルでは内蔵電池での連続駆動時間が1時間(液晶2枚使用時。1枚使用時で1.5時間)、重量は3.5kgと、携帯での利用には多少無理がある。この点については関係者も,
「今回のモデルでは机上の省スペース化に重点を置いて開発を行なっているため、頻繁に持ち運ぶ携帯での利用についてはそれほど考慮していない」
と認めている。ただ、反射型液晶の採用による省電力・軽量化への取り組みなど、既に次世代機の開発は始まっているという。

 ハイビーム社では、医療関係や金融・証券会社など、画面上に常時多数の情報を表示する必要があり、かつPCを置く面積をなるべく小さく抑えたい職場向けに売り込みを図りたいとしている。


ホラ猫B談:こんなノートが本当に発売されたら買ってしまうかもしれない・・・(^^;

★☆★☆★☆★☆★☆★ 実現!? ★☆★☆★☆★☆★☆★
(2000.12.22 追加)

 松下が2001.01.24より15.7インチ液晶(SXGA)2枚搭載の一体型PCを発売するそうです。こちらで予想していたノートタイプではないのですが、まぁ使用する状況が似ているので「実現」と称してもいいかな、と思ってみたりして。
 しかし、値段35万以上っすか。高いですね。近日発売予定のシャープの16インチ液晶モニタ(これもSXGA)が13万ぐらいだそうですから、松下のこのPCを買うくらいなら、シャープの液晶モニタを2台買って残りはPCのアップグレードにつぎ込んだ方が効率いいだろうなぁ、と思ってしまいます。ノートじゃないし。

★☆★☆★☆★☆★☆★ 実現!? ★☆★☆★☆★☆★☆★

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NEWS_004: 個人向けラミネートプリンタ

(記:1998.08.09)

 大手プリンタメーカーのヘックション社は次世代プリンタとして、個人向けラミネートプリンタを新たに開発し販売を始めた。
 このプリンタはテレホンカードサイズの専用紙に印刷し、さらにフィルムでラミネートコーディングを施すもの。コーティング抜きでテレホンカードサイズの用紙にプリントアウトするだけという使い方もできる。

 ヘックション社のプリンタでは高画質という点で絶対に妥協を許さない「辛いよ(カライヨ)」シリーズが好調であったが、この1年ほど出荷が伸び悩みの傾向にある。性能のよいカラープリンタがそれを使いたい家庭にほとんど行き渡ってしまったという分析結果もあり、新規ユーザーを開拓するためには全く新しいアプローチが必要とされていた。
 ヘックション社は同プリンタに、自己紹介名刺制作ソフトやプレゼントカード・トレーディングカードの他、オリジナルカードゲームの作れるソフトも同梱しており、この機器でできる新しい遊び方を提案している。

 同社では、はがきサイズまで対応できるタイプを試作していたが、機器の単純化によるコスト抑制という点と個人で負担できるラミネートのランニングコストといった点などを考慮し、個人向け機種では印刷サイズをテレホンカードサイズに限定するのが妥当だと判断した。
 なお、はがきサイズ〜A3サイズまでコーティングできるタイプも業務向け上位機種として同時発売されている。こちらは、やや大きめの専用用紙に印刷してラミネートする直前に余白をカッティングする機能も備わっている。

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NEWS_005: シート状タブレットディスプレイ

(記:1998.08.30)

 輪ゴム(ワゴム)社は机の上に敷いて使うシート状のタブレットディスプレイを発売した。Windows1998/NT(NegativeTechnology)用のドライバが同梱されている。

 この製品は液晶ディスプレイパネルにタブレットの機能を合体させたもの。従来、多機能PDA「ダブルス」やモバイルタイプの「WindowsCE」機などに採用されていたディスプレイ部分をB4サイズに成形したもので、実際、CE機の画面部分が机の上に広げられた感覚に近い。ペン等でタブレットディスプレイに直接タッチすることでウィンドウ操作ができるようになっている。
 ポインティングデバイスとしては付属の筆圧ペンが利用できるほか、指で直接タッチして操作することもできる(従来通りマウスを使った操作も可能)。

 今回の製品では筆圧シート部分が普通のタブレットと同程度にまで強化された上、防水・静電気防止加工もなされている。机上に広げたまま放置される事を前提としているため、上にうっかり重い物を置いたり飲料をこぼすようなアクシデントに十分耐えられるような配慮がなされている。

 同社では事前に2ヶ月ほど社内評価を行ってきたが、中高年齢層には特に受けが良かったという。ディスプレイに正対しつつ手元のキーボードをさぐりながら仕事を進めるというスタイルと違い、机に向かって文書ファイルを開きそこに直接ペンを走らせるという、より自然な状態で使える点が高く評価されている。

 同社は、これまでPCに積極的にかかわろうとしなかった層にアピールできる、絶好の製品だとしてこのディスプレイを大々的に宣伝していく方針。


(1998.09.02 追加)

 いやぁ、このホラを書き上げた2日後にワコムから新しいタブレットの発表があって、あまりのタイミングの良さにちょっとびっくりしました。新製品では色々なペンが使えるようになっていてこれは練り込まれた商品だなぁと思ったのですが、さすがに書いた面に直接表示される事にはならないようで(^^;

=>ワコム タブレットのページ


★☆★☆★☆★☆★☆★ 実現!? ★☆★☆★☆★☆★☆★
(1999.11.23 追加)

オリエント商事
 ここのホームページによると、1999年9月20日に15インチ液晶 ペンデジタイザの発売を開始したそうです。私が求めていたものにかなり近い製品です。ただ、業務用向けらしくて仕様がよく分からないのと、マウス代わりにペンがきっちり使えるのか(OSとのすりあわせはうまくいっているのか)・解像度は固定なのか・値段はいくらか…など分からない部分が多すぎて手が出せませんな。


(1999.11.30 追加)

タッチパネル・システムズ
 各種タッチパネルを開発しています。


(2000.09.13 追加)

 SONYから新しいデスクトップバイオLX(PCV-LX80/BPK)という機種が出てきました。このモデル付属の液晶ディスプレイはタブレットの機能(筆圧まで認識する)を持っており、実用性という点から見ても、水平に近い角度にセットして自然な操作ができるようになっており、上記に示したホラをある程度実現していると言えます。なお、このディスプレイはワコムとSONYの共同開発だそうです。

★☆★☆★☆★☆★☆★ 実現!? ★☆★☆★☆★☆★☆★


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NEWS_006: トーキングタップ、自主回収へ

(記:1998.09.02)

 悪徳(アクトク)テクノロジー社(*1) はトーキングシリーズ第5弾として発売していたトーキングタップの自主回収を始めた。

 この製品は差し込み口が8つある1500W電源タップ。接続する機器が多いと規定以上の負荷が加えられる可能性があるため、使用電力が一定限度(1450W)を越えると超人気アニメ「旧世代 セガに蹴りを! (*1)」でナスカ役を演じた声優の寺町劣子の声で「電力負荷が上昇中です、電力負荷が上昇中です」と注意を促すようになっている。
 しかし、この声を聞きたいがために規定以上の電力負荷をかけるユーザーが続出し、ブレーカーが落ちて利用していた機器が多大なダメージを受けたという苦情が急増しため、急遽発売を中止し回収を始めたもの。

 ただし苦情が殺到する一方で、被害を被ったユーザーが回収に応じようとしないという奇妙な現象も起こっている。既に闇市場では活発な取り引きが行われており、一時は定価の50倍もの値段がつけられ実際に売買された例もあるという。

 同社のトーキングシリーズは第一弾のトーキングハブに始まり第五弾のトーキングタップに至るまで一部のユーザーから熱狂的な支持を得てきたが、苦情により回収に踏み切ることになったのは今回が初めて。


(*1) シャレとは言え表現がきつ過ぎました。アクトンさん、セガさん、ごめんなさいm(__)m

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NEWS_007: 充電ワイシャツに問題発生か

=>参照:NEWS_002

(記:1998.09.06)

 この夏に発売され大ヒット商品となっている充電用ワイシャツ「ピカジュウ」について、屋外での着用時に周囲の人物へ重大な影響を与える場合があるという報告が増えており、厚生省は調査を始めている。

 これは、太陽光線の当たり具合とその人の移動速度の兼ね合いにより、ワイシャツが約1/60秒の周期で赤色と青色の強烈な光を発し、その影響で周囲の人が倒れる場合があるというもの。原因としては強烈な光信号による脳へのダメージが考えられている。
 なお、製造元の西洋紡社ではそのような事実は確認していないとしているが、厚生省が動き出した事もあり同社内でも独自の調査を始めている模様。

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NEWS_008: 太陽光発電・充電キット

(記:1998.09.15)

 チープ社はベランダ/屋根設置型の太陽光発電・充電キットを発売する。

 これは集光パネル付き太陽電池と充電器をセットにしたもので、モバイル機器等に使われる各種充電池を充電できる。同様の製品はこれまでにも商品化されていたが、太陽電池の大きさの割に発電量が少ないという点がネックとなっていた。今回の製品では凹面反射タイプの集光パネルを採用することによって集光能力が上げられ発電量が増えるという。また、従来製品では充電の際天気の変動による発電量のばらつきが問題となっていたが、この問題には内部に独自の安定化回路を設けることで対処している。

 なお、今回の商品はユーザーにエコロジーへの関心を持ってもらうためキット形式のみの販売となっている。本体は出荷時にはほぼ組みあがっており、ユーザーが同キットの集光パネル:凹面鏡のカーブ部分 にCD(コンパクトディスク)を32枚はめ込むだけで完成となる。

 組み込むCDについては特殊なものを購入する必要はなく、家庭に余っているものを使用すればよいという話であるが、廃物となったCD−Rの利用については
「CD−Rは反射率が低く集光効率が悪くなるので利用はお勧めできない。余っているからといって、書き損じのCD−Rを使うのはなるべく避けて欲しい」
という話である。
 また、常に屋外にさらされるためCDの劣化が激しく3、4年で反射率が落ち、その都度取り換えの必要があるためランニングコストがユーザーの大きな負担になるのではないかと、商品としての実用性そのものを危惧する声も一部にはある。これに対し同社では
「1,2年間PC雑誌を買っていれば、取り替える枚数ぐらいのCD-ROMはすぐに得られる。取り替えコストについては全く心配していないし、かえって廃物を有効に利用できたという消費者意識の向上も考えられ、地球にやさしくという意味でも優れた製品となり得る」
とコメントしている。

 発電能力の高い夏になぜ発売しなかったのかという点については
「日差しの強い夏場だけでなく、秋から冬にかけての弱い日差しでも十分なエネルギーが得られる事をアピールしていきたいため」
との回答が得られた。

 チープ社では、ユーザーの余りものまで強引に利用するという自らの姿勢をパロディ化して
「史上最大のケチ作戦:目のつけどころがチープでしょ
というキャッチフレーズを作り、普及運動を展開していくことにしている。

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NEWS_009: 再就職支援PDA

(記:1998.11.10)

 衝撃に強い腕時計で売上を伸ばした過剰(カジョウ)社は、この技術をPC等の分野にも応用し、多少手荒に扱っても壊れない「辞−職(G−ショク)」シリーズを開発している。

 その第一弾として再就職支援PDA:通称「課長ってイヤ」が既に開発終了しており、一部の職業安定所(以降、職安と略す)には数百台納入され試験運用が始まっている模様。職安では希望者に貸し出して活用状況を調査し、好評ならば本年度中に本格運用を始めることにしている。

 この製品には、メモやスケジュール・電話帳など一般的なPDAに備わっている機能の他に携帯メール強制受信回路が組み込まれており、職業安定所や企業から配信される求人情報を定期的に自動受信する。なお、メール受信料金については国から補助が出ることになっており利用者が支払う必要はない。ただし、携帯メール送信分については利用者が負担する仕組みになっている。なお、会話に使う分についても自己負担となる。
 さらに、このPDAにはGPS機能も内蔵されているため、自分の現在位置を割り出して内部に持つ地図を参照し、面接場所など目的地の方向や交通手段などのデータを得ることもできる。

 第一弾としてなぜこのような特殊用途向けの製品を出したかという点について関係者は、

「この数年就職難が続いているが、これはしかるべき人材としかるべき職場との需要−供給の連携がうまくとれていない事に原因がある。その橋渡しをするための機器を開発し、世の中に貢献したかった」

と述べている。さらに、

「解雇され就職先のなかなか見つからない人はイライラが昂じているもの。その矛先は身近にある手ごろな大きさのものに向かうことが多いのだが、PDAは都合の悪いことにちょうど手ごろな大きさの製品にあたり、放り投げられたり叩き付けられたりする機会も多くなっている。しかしこのPDAならそうした乱暴な扱いにも十分耐えられる。」

とも語っており、この製品の出来については十分な自信を持っているようである。


 利用者が再就職できた暁にはこのPDAを買い取ってもらうことになっているが、利用料(月加算、最大で価格の二割まで)を支払った上で職安に返却する事も可能。なお、買い取りの際には内蔵の携帯メール強制受信回路の制限を解いて、普通のPDA&携帯電話端末として利用できるようになる。


★☆★☆★☆★☆★☆★ 実現!? ★☆★☆★☆★☆★☆★
(1999.07.10 追加)

 利用方法や強度などに違いはあるものの(と言うか、これらはシャレだから実現されるとは思っていない)、GPSや通信機能を内蔵(外付け)できるPDA:ロカティオがこの春(1999.4頃)に発売されていますね。

=>ロカティオのページ(EPSON)

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NEWS_010: ホームページ箱庭診断

(記:1998.11.15)

 ZYXクリニックは、「インターネット心理診断」というサービスを提供していく。
 現在は、ホームページ制作者を対象とした「ホームページ箱庭診断」サービスのみ実施している。これはホームページの癖をもとに、その制作者の心理状態を判断するというもの。利用者の反応などを見て、一般向けの心理診断ソフト開発なども手がけていく予定。

 昔から「箱庭診断(*1)」と呼ばれる心理診断の方法がある。これは、自分の状態を言葉でうまく言い表せない子供に箱庭を作らせ、置かれた物やその位置・配置により心理状態を推測するというもので、現在でもよく使われている方法である。

 今回のサービスはこの「箱庭診断」方法を基にしていると考えられるが、診断の基準や手法など詳細についてはこれまでのところ明らかにされていない。診断には、対象となるホームページのジャンルも考慮して心理的な部分のみ抜き出す必要があるが、ジャンルが広すぎるため実際問題として1件1件個別に当たっていかねばならず、実質的に基準が定まらないためではないかと推測される。

 この手法がまだきちんと確立していない点を指摘して、このようないいかげんなサービスを野放しにしておくのは好ましくないという意見も一部で聞かれるようになったが、このサービスについて御茶水博士は、

「本人は気付いていない場合が多いが、インターネットのホームページは箱庭そのもの。制作者自身の心理的状態が知らず知らず現わされており、心理学者にとってみればこれらは貴重な研究対象なのだ。データの蓄積により今後はより良い判断基準が作られてゆくだろうから、目くじら立てずに見守って行ってほしい」

とコメントしている。


(*1) 医学的な用語はあやふやです。適当に書いているので。

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